ノンフィクションにご注意を

あまりにもお試し同居を始めてから見る様になった、“自宅での許斐礼於”と変化が無く、私はやや本気でそう思い始めた。


と、とりあえずご飯作らなきゃ……きっと許斐君もお腹空いてるよね?


今日はしょうが焼きでも作ろうと、準備を始める私。


「―――溝渕」


「ふぉえっ!?」


ジューーッとお肉を焼いていると不意に横から許斐君に声をかけられて、思いっきり肩を上げるハメになった。


いっ、いつの間にそこに移動したの!?


「悪い、今のはオレが悪かったな」


「いや別にいいけど、どうしたの…?」


「何か手伝おうと思って」