ノンフィクションにご注意を

「溝渕、オレクモやゴキブリになった記憶全然無いんだけど」


「ご、ごめんなさい……」


「まぁ、いいけどな」


ア、アレ…?許斐君、いつもと変わらない………?


今日確かに教材室で私にアタックし始めるって宣言したのに、全然いつも通りなんですが………


「え、えっと…私着替えて来る、ね……?」


態度も外見も変わってない許斐君に首を傾げつつ、元客間に足を向けた。


私は許斐君の姿を見た瞬間、ブワッと体温が上がったんだけど――――…許斐君はなんで普通なのかしら。


ハッ…もしかしてあの告白って、やっぱり冗談だったワケ!?