ノンフィクションにご注意を

顔を上げて宣言すると、暁深とららが同時に笑顔を向けてくれる。


「それがいいわね。ったく、許斐家に引っ越すって聞かされた日に“恋の始まりかも”って言ったら笑い飛ばされた時は、どうしようかと思ったわよ」


「グッ!忘れて!あの時の事は今すぐ忘れて暁深!!」


「摩友子、恋愛対象として許斐君見るならおばさんの事とかぜーんぶ取っ払って、純粋に男の子として見てあげなよ?」


「ちょっ、ららがいきなり凄い大人びた事言ってきたんだけど!どうしたのらら!?」


女3人の内緒話は、こんな感じで終焉に向かった。


男の子として、かぁ………