ノンフィクションにご注意を

目を見開いた許斐君が私に腕を伸ばしているのを視界に捉えた瞬間、背中が触れる。


だけど触れたものは硬い床ではなくてポワンと軟らかい何かで、小さくバウンドする私の体。


「痛……」


咄嗟に手を動かすと、大きな布の感触が伝わって来た。


体がバウンドする程軟らかくて、布がある物…?もしかして私、ベッドの上に転んだ?


「―――っ、悪い、支え切れなくて……」


「えっ?」


アレ?なんで許斐君の声私の真上からするの?


倒れた衝撃で瞑っていた目を、ゆっくりと開ける。


すると…目の前に許斐君の整った顔があり、息をのんだ。