ノンフィクションにご注意を

どうしたのか聞く前に、許斐君は腰を上げる。


「あっ、許斐君………」


――――ガッ


「!?イッタ……」


私も続いて立ち上がった瞬間、右足の裏側に痛みが走った。


ゲーム中傍に空のソフトのケースを置いていたのだけど、うっかり踏んづけてしまった様。


それが変な具合に足裏のツボを刺激し、身悶える。


「キャ、ア……ッ!?」


グラッとバランスを失った体が傾いて、背中が床に向かって引っ張られ始めた。


ヤバイ!このままだと転んじゃう!!


ちゃんと手、つかなきゃ…!


「――溝渕!!」


「ワワワワワッ!?」