ノンフィクションにご注意を

「オレはちょっと読書して、それから寝る」


「そう…だったら私ももうゲームやめて寝よっかな」


私の今の部屋は、許斐君の隣だ。恐らく聞こえない位の音量にしてはいるけど、私はゲーム中声を出しちゃうクセがある。


それが許斐君の読書タイムをジャマする様な事になったら、悪いもんね。


「ラスボス倒すのは、明日にするかぁ……」


私がポツッと呟くと同時に、部屋の中を一瞬見た許斐君が少し目を見開いた。


「溝渕、オレあのゲーム持ってる」


「えっ、マジ!?」


「ああ。ちなみにオレの方は全クリ済みだけど、確かにラスボス強かったわ」