恋の始まりなんて、誰にも分からない。 ましてや、その気持ちを止める事なんて無理な事だ。 生まれてしまったこの気持ちは、自分でも驚くほど物凄いスピードで俺を飲み込んでいった。 周りも見えなくなるほどに、強く――。