人魚姫の涙

暗かった世界に光が満ちた。

凍ってしまった俺の心が溶けだした。

4年前に止まってしまった時計が動き出した。


「愛してる。この先、何があっても」


唇を離して、心の全てを紗羅に捧げた。

これから俺達が向かう先が地獄でも、俺は紗羅を離さない。

守ってみせる。

そして、天国に変えてみせる。