――…大好きな成也。 産まれた時から一緒だった、私の王子様。 優しい目で私を見つめる成也が好き。 耳元で囁かれる、痺れるほどの甘い声が好き。 私の髪を優しく撫でる大きな手が好き。 大好きで。 大好きで。 ずっと一緒にいたかった。 でも。 私じゃ成也を幸せにできない。 成也の夢を叶えてあげられない。 私じゃダメなんだ――…。