俺の物語

霊園から俺達は街の繁華街に来た、
ひかりが姉のあかりに届けものがあるらしい。

｢なぁ、、俺居る意味あるか？｣

｢いいじゃん！
夏希だってお姉ちゃんに会うの久しぶりでしょ？｣

実を言えばあかりとは週1で会っていた。
俺はあかりから色々な情報を買っている。

｢ひかりー！夏希ー！｣

少し離れたところから大声上げて走って来るこの女、
見た目は間違いなく良い女なのだろうが、
残念なのが腹の中は真っ黒という事だ。

｢あ！お姉ちゃん！｣

｢今日は2人でデートなの？｣
ニヤニヤしながらあかりは俺達につっこむ、

｢ちげーよ、、ひかりに無理やり連れてこられたんだ、
つーか、、何か届けものがあるんじゃねーのか？｣

ひかりは思い出したかのように
鞄の中から袋を取り出した。