_何時間、経っただろうか。 眠っている彼女の細い指に自分の指を絡ませ、 呆然と死体を見つめている内に 眠ってしまっていたようだ。 …彼女がいない。 ふと我に返った私は、私のすぐ側で眠っていた筈の彼女がいなくなっている事に気が付く。 先に起きたのだろうか。 髪を少し手で直すと、私は彼女を探しに下へ降りた。