依利とは別々に登校する。 依利が先、私が後。 いつものように教室に行くとすっかり忘れていた現実が突き付けられることとなった。 『依利くん、今日ね髪型変えてみたのっ!』 「ん、可愛いじゃんツインテール」 『えへへ、依利くんに褒められると照れるなあ』 本当に忘れてた。 依利には彼女ができたんだった。 可愛い彼女。 幸せそうに笑う佐々木さんと彼女だけに微笑む依利。 あんなのどう見たってお似合いのカップルじゃん。 「これも自業自得か…」 私は逃げるように図書室に避難した。