「...」 「...」 え、気まづ...。 学校を出てからお互い何も言葉を発することなく、ただひたすら足を進める。 依利は何を考えているんだろう。 待ってたって言ってたけど、何か話があったんじゃないの? バレないようにチラッと見上げてみると完全に目が合った。 「わ...」 急いで視線を逸らす。 私たちの間には更に気まづい空気が流れていく。 あとちょっとの辛抱...。