「でも、もし僕が連れて行こうとしているところが、君のおばあさまの言う『別の場所』じゃなかったら?」
アレセスは、ディアナの決断の早さに、まだ呆然としているようだった。
「そうね、違うという可能性はあるわね。」
ディアナは、少し考え込みながら言った。
「でも、あなたが行ったところは、確かにこことは『別の場所』だわ。おばあさまのおっっしゃっている『別の場所』ではなかったとしてもね。私もあなたと同じようにこのチャンスにかけてみたいの。私の力が強くなれば、もっとたくさんの人を助けてあげることができる。まず、こうやって、私の前に別の場所に導いてくれる、あなたという人物が表れたことが、チャンスだと思うの。チャンスって、そのときにつかまないと、すぐに逃げ出してしまうものよ。そうでしょう?だから、私、どんなチャンスも逃したくないの。それに、あなたが行ったという町、人々が苦しんでいるなら、私、彼らにいやし屋としての今の力だけでも、何かしてあげられるかもしれないわ。」
「ぼくが、まだ話していないのに、ユーディアで、人々が苦しんでいるってことがどうしてわかるの?」
アレセスが、ディアナの言葉を聞いて、驚いたように言った。
「もしかしたら、苦しんでいる人がいるかもっていうことよ。」
ディアナは、あわてて言った。
アレセスの話を聞くと浮かんでくる、不思議な映像のことについて、ディアナはどうしてもアレセスに話せなかった。
アレセスにしたって、これだけのことを見てきているのだから、ディアナが話すことをきっと信じてくれるだろう。
ディアナには、それがわかっていた。
それなのにどうして話せないのか、ディアナ自身にもわからなかった。
アレセスは、ディアナの言った言葉の意味を考えているように、しばらく黙っていたが、意を決したように、
「君の命すら危なくなるような状況になる、という可能性もあるんだよ。そのときはどうするの?」
その責任は自分にある、とでも言うように、アレセスはディアナの目をまっすぐに見つめながら言った。
「そのときは、そのとき。なんとかなるわ。」
半分挑みかかってくるかのような、真剣そのもののアレセスの目を見返しながら、ディアナは、明るく言った。
アレセスは、ディアナの決断の早さに、まだ呆然としているようだった。
「そうね、違うという可能性はあるわね。」
ディアナは、少し考え込みながら言った。
「でも、あなたが行ったところは、確かにこことは『別の場所』だわ。おばあさまのおっっしゃっている『別の場所』ではなかったとしてもね。私もあなたと同じようにこのチャンスにかけてみたいの。私の力が強くなれば、もっとたくさんの人を助けてあげることができる。まず、こうやって、私の前に別の場所に導いてくれる、あなたという人物が表れたことが、チャンスだと思うの。チャンスって、そのときにつかまないと、すぐに逃げ出してしまうものよ。そうでしょう?だから、私、どんなチャンスも逃したくないの。それに、あなたが行ったという町、人々が苦しんでいるなら、私、彼らにいやし屋としての今の力だけでも、何かしてあげられるかもしれないわ。」
「ぼくが、まだ話していないのに、ユーディアで、人々が苦しんでいるってことがどうしてわかるの?」
アレセスが、ディアナの言葉を聞いて、驚いたように言った。
「もしかしたら、苦しんでいる人がいるかもっていうことよ。」
ディアナは、あわてて言った。
アレセスの話を聞くと浮かんでくる、不思議な映像のことについて、ディアナはどうしてもアレセスに話せなかった。
アレセスにしたって、これだけのことを見てきているのだから、ディアナが話すことをきっと信じてくれるだろう。
ディアナには、それがわかっていた。
それなのにどうして話せないのか、ディアナ自身にもわからなかった。
アレセスは、ディアナの言った言葉の意味を考えているように、しばらく黙っていたが、意を決したように、
「君の命すら危なくなるような状況になる、という可能性もあるんだよ。そのときはどうするの?」
その責任は自分にある、とでも言うように、アレセスはディアナの目をまっすぐに見つめながら言った。
「そのときは、そのとき。なんとかなるわ。」
半分挑みかかってくるかのような、真剣そのもののアレセスの目を見返しながら、ディアナは、明るく言った。
