歌姫として有名になっても……

ジュリアは寂しいのだろうか。

暇を見つけては夜の街へ繰り出し、酒と男づけになってとんでもない写真をとられることも多い。

その記事を潰すために、陰で走り回っている哀れなスタッフがいることも知らず……

彼女は今日も、夜の六本木で自由に遊び回っている。



そんなジュリアから、突然電話が入った。