寝込みを襲うような真似はしたくないが……

そう簡単には起きないほどよく眠っている。



麗の耳元に唇を近づけ、ささやいた。

「無防備すぎるお前も悪い……」



可愛らしい寝顔に微笑みかけ、柔らかな髪をなでる。



麗の頬に手をかけ、優しく唇を重ねた。