Reality~偽りの歌姫~《完》

「大丈夫だってば」

口調は相変わらずだが、俺が支えていないと今にも倒れてしまいそうだ。

麗を支える両手に力を入れた。



いつもガッチリとした男の洋服で体のラインを隠している麗

こうして肩に触れてみると、思っていたより華奢(きゃしゃ)な体つきのようだ。



肩と腕以外に触れたことはないが……

麗の体は、明らかに男のものとは違っていた。