Reality~偽りの歌姫~《完》

「そういうの興味ないし……」

下を向いたまま答える麗。



男に愛されることを諦めているのだろうか。

こいつが男として振る舞うなら、俺も麗を女として見るわけにはいかない。



「今は、仕事が恋人ってとこかな……」

こいつは本当にそれで満足なんだろうか。

自分を抑えたような麗の笑顔がひっかかった。