記念すべき一日が終わった。

俺達は、同じ事務所の寮に住んでるが……

四人が集まるのは、いつも俺の部屋だ。



今日も『打ち上げ』と称して、全員が俺の部屋に入り浸っている。



「遼、何かおいしいのないの?」

麗が冷蔵庫を勝手にあさり始めた。

こいつら俺の冷蔵庫を、自分のと勘違いしてないか……

遠慮せず、好き勝手に振る舞っている。



「いいのあるじゃん!」

麗の手には、缶チューハイが握られてる。



「お前…今いくつだよ……?」