Reality~偽りの歌姫~《完》

「桜井社長だって……私のこと商品としか思ってないんだから。追悼アルバムでも出して大もうけすればいいじゃん」

感情をなくした目で、ポツリポツリと話すジュリア。

「私が死んだほうがもうかるかもしれないし……事務所の好きなようにすればいいんだよ」



「馬鹿なこと言うなよ!」

和樹はすがるように、ジュリアのベッドにしがみついた。