Reality~偽りの歌姫~《完》

「私なんか……
ほっといてくれればよかったのに」

ぼんやりと天井を見つめるジュリア。

「そしたら、今ごろ死んでたでしょ……」



「何言ってんだよ!俺達がどれだけ心配したと思ってんだ」

珍しく声を荒げる和樹。



「私が死んでも……誰も悲しまないでしょ。事務所の人間が困るだけ……」