「ジュリ……!」 和樹がジュリアの手を取った。 ゆっくりとまぶたが開く。 眠りから覚めたばかりのジュリアは、自分の居場所を確認するように目を泳がせた。 「ジュリ、大丈夫?」 ジュリアの手を両手で握りしめる和樹。