Reality~偽りの歌姫~《完》

「ジュリ、どうした?
顔色がよくない」

テーブルにけだるそうに肘をついたまま、ジュリアは顔を上げた。



「遼ってさぁ……そういうとこ優しいんだよね。昔から変わってない」

俺に向かって微笑み、視線を宙に泳がせるジュリア。



「私は……変わっちゃたのかな」