「なっ……!?」

さすがに返す言葉を失ったようだが、冗談を真に受けるところも可愛いと思ってしまう。



「今のは本気で冗談だ。
勘弁してくれ」

「遼~っ!!」

すっかりふてくされた麗に、思いっきりボールペンを投げつけられた。