ーその翌日

いつもならサングラスをかけてきそうな予感がする日だが……

今日の麗には、サングラスがない。



麗のサングラスは、まだ俺の手の中にあるから当然だ。



和樹と琢磨がいない時を見計らって、俺は立ち上がった。