「あんな写真撮られるほうがプロ失格だろ」

そう言い放ち、乱暴にドアを開ける麗。

「麗、待てよ」

麗の背中を追って、俺も彼女の部屋に入る。

俺の背後で、パタンとドアが閉まった。



「もうお前と話すことはない」

麗は大きなサングラスを外し、ベッドの上に投げ捨てた。