「毎朝、那央ちゃんのピアノ聞いて元気貰ってんだ。
声かけるつもりなんてなかったんだけど。
いつもより音が綺麗に聞こえるなって思って近づいたら窓開いてるし、つい声掛けちゃってた。
邪魔してごめん。」
『いえ、全然!邪魔なんかじゃないので・・・。
あの。』
「ん?」
これは聞いていいのかな。
私の好奇心で先輩が傷ついたらどうしよう。
「どうしたの?」
首を傾げて、黙った私を心配そうに見てくれる先輩。
このまま黙っていたってモヤモヤするだけだ。
『先輩は、どうして毎朝あそこに座ってるんですか?』
「・・・」
先輩は、黙った。
困った表情をして。
『あ、あの、すみません。
忘れていいです。』
烏滸がましかった。
ぎゅっと握った手に視線を移す。
するとぽんぽんと親が小さい子に親にやるような優しい手つきで頭を撫でられた。
声かけるつもりなんてなかったんだけど。
いつもより音が綺麗に聞こえるなって思って近づいたら窓開いてるし、つい声掛けちゃってた。
邪魔してごめん。」
『いえ、全然!邪魔なんかじゃないので・・・。
あの。』
「ん?」
これは聞いていいのかな。
私の好奇心で先輩が傷ついたらどうしよう。
「どうしたの?」
首を傾げて、黙った私を心配そうに見てくれる先輩。
このまま黙っていたってモヤモヤするだけだ。
『先輩は、どうして毎朝あそこに座ってるんですか?』
「・・・」
先輩は、黙った。
困った表情をして。
『あ、あの、すみません。
忘れていいです。』
烏滸がましかった。
ぎゅっと握った手に視線を移す。
するとぽんぽんと親が小さい子に親にやるような優しい手つきで頭を撫でられた。



