出会い

「ごめん、みんな……」

「「「ん?」」」

「私…深月くん探さなきゃ…ごめん…私のせいで勝てないかも…だけどごめん…探しに行かなきゃ…」

「なんで謝るのさ。行きなよ、探しに」

「……っ!」

「優菜がいなくたって、あたし達がいるから。絶対大丈夫だよ!」

「みんなっ…ありがとうっ!」

私は走った。

深月くんを探しに。

深月くんのことだから、絶対狭いとこにいるはずだ!