「おはよう、優菜ちゃん」

「おはようございます」

「行こうか」

「はい」

しばらく歩くと、施設が見えてきた。

遠目で見てると、楽しそうな声が聞こえてきた。

「深月ー!もっと高い高いしてよー!」

「もう無理!僕腕痛い!」

「深月くん…」

笑顔…

そういえば、見たこと無かったな…

あんなに楽しそうな笑顔…