「今まではっ…私のパパは亡くなったパパだけって思ってたっ…だけどっ…いつも笑顔で接してくれてるのを見てっ…苦しくなったっ…だって…今のパパも大好きだからっ…」

「…っ!!!」

「こんな私でごめんなさいっ…私っ…パパってっ…呼んでもいいのっ…?甘えてもいいのっ…?」

「っ、もちろんだよっ…当たり前じゃないかっ…」

パパは、私を力強く抱きしめた。

「パパっ…パパっ…」

「優菜っ…」

「優菜ちゃんっ…」

ママとパパは、子供のように泣いていた。

私も、これ以上ないほど泣いた。

やっと、本音が言えた。