「優菜…どうしたの?そんな顔して…」

「え、なんでもない…」

「無理は…しないでね?」

「うん、ありがと、深月くん」

今日は、パパの命日だった。

まだ深月くんには、亡くなったパパのことを話してないから知らない。

ーーブブッ

ん?

«今日のお墓参り、行けなくなった。ごめんね、優菜»

「…はっ…?」

「…っ、優菜…?」

なに、これ…