「優菜、ドンマイだよ。僕と一緒に頑張ろうぜ」

「う〜…」

しばらく唸ったままの私に、光は笑顔で頑張ろうと言ってくれた。

教室につくと、深月くんは席に座っていた。

朝ごはん食べたのかな?

「深月くん、朝ごはん食べた?」

「ううん…」

やっぱり…

「ごめんなさい、ほんとに…」

「いいんだよ…気にしないで…」

「…食べてないだろうと思って、持ってきたの。よかったら、食べて?」