「ごめんなさい…いきなり…その…」

「気にしないで…僕…一旦帰るね…鞄とか…制服とか…」

「うん、ごめんなさい…」

「謝らないで…じゃあ…また学校でね…」

私は笑顔で頷き、深月くんを見送った。

そろそろ7時になる。

お弁当と朝ごはん作ろっと…

ママとあの人の分も作ろうか…

レンチンで食べれるよーに…

「パパ、行ってきます」

挨拶をして、私は家を出た。