「むむっ……貴様にお義父さんと呼ばれる筋合いはないぞっ」

「「「今更?!」」」

声揃えてツッコんだことで、パパは笑いだした。

それにつられて、私達も。

幸せ、か……

私は、パパが亡くなった時、神様を恨んだ……

憎んだ……

だけど、深月くんに出会ってから、そうは思わなくなった。

幸せは、普通に感じることが出来るって思ってた。

だけど、幸せは尊いことなんだって、深月くんに教えて貰った。

だから、尊いこの幸せを、私は一生ずっと大切にしたい。

神様、深月くんと出会わせてくれて、ありがとうーー