「痛くて痛くて堪らなかった。僕はその時……あなたに助けを求めたんだよ?お母さん、助けてって……」
「……っ」
「だけど、声出なかったから、あなたは助けてくれなかった。それどころか、泣いてる僕を見て笑ってた。知ってる?あの時の傷、まだ残ってんだよ?」
「え……」
深月くんは、短くなった前髪をズラし、傷を見せた。
「この傷、消えないみたいだよ。この傷つけたのは、あの人だから!あんたの愛した人だから!あんたも仲間だよ?僕は、あんた達のことなんか大嫌いだ」
「……そう。で?なにが言いたいの?別に私は、大嫌いでも構わないわ」
「……っ!ははっ……だよね……分かってたよ、あんたがそう言うこと……」
ーーバンッ
「「……っ!」」
「……っ」
「だけど、声出なかったから、あなたは助けてくれなかった。それどころか、泣いてる僕を見て笑ってた。知ってる?あの時の傷、まだ残ってんだよ?」
「え……」
深月くんは、短くなった前髪をズラし、傷を見せた。
「この傷、消えないみたいだよ。この傷つけたのは、あの人だから!あんたの愛した人だから!あんたも仲間だよ?僕は、あんた達のことなんか大嫌いだ」
「……そう。で?なにが言いたいの?別に私は、大嫌いでも構わないわ」
「……っ!ははっ……だよね……分かってたよ、あんたがそう言うこと……」
ーーバンッ
「「……っ!」」



