出会い

深月くんはなかなか目を覚まさず、遅くなりそうだったのでママに電話。

出来るだけそばにいてあげなさいって言ってくれて、安心してそばにいれる。

夜中、ウトウトしていたら、私を呼ぶ声が微かに聞こえた。

「ゆう…な……」

「ん……深月…くん…?」

あ、いけない、寝そうになってた……

「どうしたの?」

「ずっといてくれたの……?」

「うん。深月くんが心配だったから」

「ありがとう……」

「ううん。喉渇かない?」

「ううん、大丈夫……」