出会い

「あなたにっ……あなたに深月くんを渡さない!もうこれ以上!苦しめるのはやめて!傷つけないで!!!」

「もうなんなのよ!!!」

深月くんのお母さんは、怒って部屋を出ていった。

だけどその数秒後、深月くんの悲鳴が聞こえた。

爽羽さんと一緒に向かうと、深月くんのお母さんが深月くんを引っ張っていた。

「帰るよ!深月!」

「うあぁ!!!やだ!!!うあぁ!!!」

「深月!!!」

「なにやってるんですか!!!」

「帰るんだよ!!!深月!!!」

「うあぁぁぁぁ!!!」