出会い

「あっ…うあっ……」

「深月お兄ちゃんっ?」

「深月くん!落ち着いて!」

「うあぁっ…はあっ…はあっ…はあっ…」

激しい息をしながら倒れ込んだ深月くん。

子供達が一瞬怖がったけど、すぐに先生を呼びに行ってくれた。

「深月くん、しっかりして!深月くん!」

「はあっ…はあっ…はあっ…」

「深月くん!深月くーん!深呼吸よ!深呼吸!」

深月くんは、荒い息をしながらも落ち着かせようとしてた。

そして、徐々に落ち着いていった。

「みんな、深月くんをお願いしてもいいかな?」

「いいよ!」

「「「うん!」」」

「ありがとう」

深月くんが心配だったけど、あの女の人が気になる。