「あ!深月お兄ちゃん!」

「ん…どうした、菜々…」

「拓お兄がいなくなった!」

「……っ!」

「深月くん!お願い一緒に探して!」

「分かった…!」

1時間、2時間と時間が過ぎていくけど、たっくんは見つからなかった。

まだ小さいから、そんな遠くは行けないはず…

「どこなんだ…拓…」

「たっくん…」

もしかして…