あなたのこと、好きだけど。


「昔好きだった人と約束したんだー。セブンスターしか吸わないって。そしたら彼を忘れないから。」


「へー、そうだったんだな。てか、先生には敬語を使いなさい。」


へらっと笑い、東先生はこちらを見た。


「外では使うって。大丈夫」

「ならいいけどよ〜」

いやいいのかよ。


私は基本的に先生とはタメ語で話していた。


先生からの評判は至って悪く、私は問題児扱いされていた。


茶色く染まった髪。濃ゆいメイク。沢山空いたピアス。短いスカート。


別に私をどうしようと私の勝手だし、人にとやかく言われる筋合いはない。


それでも先生からの目は厳しく、他の生徒と接する時と私との時では態度が大きく違っていた。