「はな!」

「咲・・・言っても良かったの?」

「はな、ごめん・・・本当にごめん」


私はもう意識を保つのが限界だった


咲はネクタイをほどいて止血した


「咲・・・今何時?」

「5時00分だ、心臓は大丈夫か?」


私は頷いた