ごめんなさいと言いたい


気がつくと私は咲に支えられていた


「全然大丈夫じゃねぇだろ」


咲は私を抱きかかえた


「いや、大丈夫だから」


咲は何も言わずに私をベッドまで連れて行った


「飯は?食べたのか?」

「ううん、お風呂の後に食べようと思って」

「じゃあ、俺が作ってやるから待ってろ」


そう言って咲はお粥を作ってくれた