『タクミ!』



『タクミ、すきすきすき〜』



『バレンタイン、どうしようかな〜』



『会いたかったから、嬉しい』



『タクミだいすき!』


.......メイの言葉は、いつだって素直で。


笑った顔がだいすきで、かわいくて仕方がなくて。


なのに、

なのに俺は、その彼女の笑顔を傷つけた。