言わないで

「.......タクミ、非リアじゃ、ないじゃん」


「.......ああ、俺大学で彼女いること言ってねんだよなぁ」


.......立て続けに、あたしはショックを受け、もう何も考えられなくなる。


タクミの言葉が、頭の中をぐるぐる回る。


「...................じゃあ」


「.......あ?」


「.......ううん、なんでもない」


堪えきれず、あたしの頬には涙が伝った。