「分かってるんならいいけど……「三浦くん!!」」


 昼休み、いつも通り成とご飯を食べながら話していると、違うクラスの女子がやってきた。


 名前は……。分からんねぇ。誰だ?



「三浦くん、今日誕生日だよね??」


「あぁ。そうだけど……」


 確かに誕生日だけど、何で知ってんの?


 と、そういう顔をしていたんだろう。相手に気づかれないように机の下で成に蹴られた。


 見ると「こら」と目で語ってる。