「私は直斗の事を」

「正直に言えよ。俺は別に怒らないからよー」

「もう何なの!?」

 星谷から問い詰められるものだから、志保はイラッと来たようだ。
 和葉が話しをして来た。

「なあ、灰原さんは星谷くんの事を本気で好きになっとらんって事?」

「そーだよ」

 今、直斗とカトリーが同時に同じ返答したものだからハモったようだ。
 驚いて互いに見やる2人で有る。

「好きだから本気で星谷と付き合っているんでしょう!? なーにバカな事を2人してグダグダ言ってるの!?」と志保はカッカしている。

 ビシーッと志保を指差したカトリー。

「ズバリ!」

 そのまま静止状態になる。