ぽっちゃり彼女と俺様王子



クラスの男子がわざと足を出して私を転ばせた……


転んだ部分の痛みよりも、周りからの可哀想な人を見るような視線とクスクスと聞こえる笑い声がいたたまれなかった


挙句の果てには…

「神崎先輩の前で恥ずかし…」

と捨て台詞を吐いていく子達まで


確かにどんくさいデブかもしれないけどさすがにプライドぐらいはある

でも転ばせてきた男子に何か言うことさえできない臆病者なんだ…


「島崎さん。立てる?怪我はない?大丈夫?」

と優しく手を差し伸べてきた神崎先輩