桜の花びらがアスファルトに舞う
 

 4月

 高校生になった



「おはよう。ふうか!」
 友達の凛が学校の門で手をふって挨拶してきた
 私は凛と幼い頃からの大親友でいつも一緒にいる
 私は凛に手をふりながら挨拶をした

「おはよう!凛!」
「高校生だね!やっぱりドキドキするね!」
「そうだね!凛制服似合ってるよ!」
「ほんと!?ありがと〜!ふうかも似合ってるよ!」

 私達は笑いながら学校の門をくぐった
 
 

 クラス発表の紙とにらめっこ中
「あ!!凛!?同じクラスだよぉー!」
「ホントだぁ〜!やったねぇ〜!」

 私は凛と同じクラスになった
 やっぱり腐れ縁はすごい!
 私達は自分のクラスに途中に一人の男子生徒に会った
 その男子生徒はたくさんの友達?みたいな人に囲まれ
 リーダー的存在だった

「ねね〜!凛、あの人すごいね!」
「あー、朝日太陽でしょ?朝から元気だね〜!」
「朝日太陽くん……」
「え!?もしかして一目惚れ!?」
「な!!違うよ!でも、なんであの人の事知ってるの?」
「あー、あの人有名だよ?ムードメーカー的存在で。」
「へぇ〜、知らなかった…」