恋愛初心者です、お手柔らかに?

「何言ってんですか、元々永山さんの失敗じゃないじゃないですか。金岡だって、永山さんが見直そうか、って言ったのをもう1人で大丈夫です!って突っぱねたの俺見てたし。でも、永山さん、それ言わなかったでしょ。なんでですか」

「え、見てたの?あれは、あそこで私知りませんって言った所で、何も状況は変わらないじゃない?私も昔はそんな間違えした事あるしね。まずは、その失敗をどこでカバーするかでしょ?私達、事務員が出来る事って限られてるから、結局営業さんに迷惑かけちゃうんどけどね。今回も齋藤君に助けられたし」

本当の事だった。
私関係ありません、って言った所で、あの間違った発注がなかったものになんてならないし、誰かが、引き受けますよって言ってくれる訳でもない。

あの時、和己さんや白石さんはすぐに動いてくれた。
そして、齋藤君も…

「でも…齋藤君、頭の回転早いよね。人との繋がり持つのも上手だし。いい営業さんになったね」

「そんな、永山さんには負けますよ。よく見てるじゃないですか。頭の回転だって、早いでしょ。事務処理すごいじゃないですか。佐々木さんや、白石さんが仕事いつも正確で早いし、任せてて安心だって言ってますよ」