あれから…2年…

早いな。

転勤も2年ぐらいだろう、とは行く前から話はしていたけれど、まさかこんな早くになるなんて…

白石さん…元気かな。

和音から帰ってきた私は、何もする事が出来なくて、ただ時間だけが過ぎていた。


そして、そのまま眠ってしまっていた。

その夜、電話に着信があった事なんて朝まで気がつかなかった。